マレーシア生活

マレーシア賃貸物件の見つけ方と注意点

マレーシアの首都クアラルンプールで生活する際、まず住む場所は、どうやって探せばよいのでしょうか?

治安の良いエリアは?

おススメは、モントキアラです!

日本人駐在員の方々が多く住んでいて、日本食レストラン、日本語の通じるクリニック、日本人用の学習塾があります。僕が働いていた学習塾も、ここにあります。

他には、デサパークシティ、サウジャナ(日本人学校があります)、バンサー、タマンデサ、TTDI辺りが、治安が良いです。

業者の見つけ方は?

駐在員の場合は、会社がすべて手配してくれますが、現地採用やMM2Hビザで移住する場合は、自分で不動産業者を探す必要があります。

日本人の業者に頼みたい人は、ネットで日本語で検索すればヒットすると思います。

マレーシア人のローカルの業者に頼みたい人は、「I Property(アイ・プロパティ)」または、「Property Guru(プロパティ・グル)」という大手サイトがありますので、検索してみてください。

マレーシア人業者の場合は、すべて英語でのやり取りになります。WhatsAppというアプリ(日本のLINEのようなもの)を使います。

マレーシア人業者に依頼する際は、次のことに気を付けてください!

①顔写真があること

②更新日が最近であること

③部屋の写真を、何枚か、きちんと掲載している

モデルルームの写真だけの場合は、怪しいです。

④同じ物件で複数の部屋を掲載している

複数の部屋を掲載している場合、一度にたくさん内見できるので便利です。

マレーシア人業者の場合、当たりはずれがあるので注意してください!(但し、無料で紹介してもらえます)

日本人業者の場合、日本人コミュニティで悪い噂が立つと困りますから、きちんと対応してくれるところが多いです(但し、有料の場合が多いです)

不動産業者に伝えることは?

①滞在目的

予算(マレーシアリンギで)

③希望エリア

契約開始日

⑤契約期間(最低1年以上)

⑥契約者の名義

⑦駅近希望か(マレーシアは車社会のため)

⑧バスタブ付き希望か(基本シャワーのみです)

⓽モール隣接か(コンドの下に、スーパー等が併設している所もあります)

⑩高階層希望か(眺めが良くて、風が気持ち良いです)

物件に申し込む前のポイントは?

①手付金を払うまでは予約完了ではない。

申し込みをしただけで、お金を払っていないと、他のお客さんに優良物件を取られてしまいます。

②必要な家具・家電は遠慮なくリクエストする。

例えば、電子レンジが欲しい、と言えば付けてくれます。

鍵やアクセスカードの必要数も事前に伝えてください。

③家賃交渉はしてみる

とりあえず、交渉すると下がったりします。

④駐車場を確認

駐車場の場所が遠かったり、不便な時があります。

契約金は、いくらなの?

①手付金:賃料1ケ月分  前家賃として処理されます。

②保証金:賃料2.5ケ月分  日本の敷金です。

③契約書印紙代:賃料と期間によりますが、200RM(約5000円)ぐらいです。

④契約書作成事務手数料:0RM~500RM(12500円)

⑤サポート料金:業者によりますが、賃料1ケ月程度です

※礼金は不要です!

定期借家契約です

マレーシアの賃貸契約は、日本の「定期借家契約」と同じです。あらかじめ住める期間が決まっています。途中解約ができるか、契約の更新はできるか、について、各オーナーと契約時に確認する必要があります。

通常、1年契約か2年契約になります。業者を通さず、直接オーナーと契約するなら、半年契約も可能です(半年の場合、オーナーが業者に紹介料を払わないので、業者は1年以上の契約しか仲介してくれません)

一般的な予算は?

単身者は、平均2000~4000RM(5万円~10万円)、

家族帯同の場合、平均4000~6000RM(10万円~15万円)です。

僕は、家賃6万円のコンドミニアムに住んでいましたが、高層階(28階)で、プールやジムも付いていて最高でした!

マレーシアの将来性は?

マレーシアは、現在、「グレーターKLプラン」という大規模プロジェクトが進行中です!

首都クアラルンプールを世界都市に発展させるための大計画です!

その中の一つが、KL国際金融センター(TRX)の設立です!

マレーシアは、イスラム金融の先進国です。

税制特典を組み合わせて、世界中の金融機関を誘致する予定です。

総開発費は、440億RM(約1兆800億円)です。その中心に立つシグネチャータワー(106階建て)には、すでに一部テナントが入居しています。

 

今後、大きな発展を遂げていくクアラルンプールで、是非、快適なマレーシアライフを満喫してください(^^♪