
香港を訪れた際、以前から興味のあった深圳へ行ってみました(^.^)
西九龍駅から、深センまで、新幹線(高速鉄道)が走っています。正確には、深センの先の上海まで続いているそうです!


中国入国のためのイミグレは、この西九龍駅で行います。
異常な数の監視カメラが設置されていました。


↑香港と深センのボーダーライン
深圳に到着して、喉が渇いたので、ジュースを買おうとしたら、自販機はWe chat pay、アリペイなどのQRコード決済のみでした(-_-;)
ちなみに、中国のスマホ決済アプリを登録するためには、中国の銀行口座が必要です。
そのため、日本在住の日本人は、深センで買い物をする場合は、「現金」決済ができる店で購入する必要があります!
駅の切符売場や、セブンイレブンなどのコンビニは、現金が使えました(^.^)

深圳では、スマホの電池が切れると何も出来なくなってしまうため、街の至るところに充電スペースがあります!

まずは、秋葉原の10倍の規模の電気街「華強北」(フアチャンベイ)に行ってみました(^.^)
面白い商品が、たくさんあります!しかも安い!


特に、ドローン関係は安いです!おもちゃのミニドローンが、千円で売っていました!

↑ おもちゃのミニドローン

↑ 肩にかけるミニ扇風機

↑ 電子ピアノ、巻いて折りたためます。4千円ぐらいでした!
電気街の中国人の、「自分たちで何でも作ってしまおう!」のDIY精神は、日本人も見習わなければ!と感じました。

この華強北は、世界中からバイヤーが集まって来るそうです!義烏(イーウー)や、スタートアップ集積エリアの北京の中関村(ちゅうかんそん)から、やって来る人もいるとか!
3日間ほど、近辺のホテルに泊まって、散策したら、かなりの確率で掘出し物が見つかりそうな気がします!

次に、We chat payで有名なテンセント本社ビルへ行ってみました(^.^)
広くて、ゆったりしています。敷地内には、バスケのゴールなどもあって、社員は休憩時間に、スポーツをしたりジムに行って汗を流すそうです。
その後、美味しいと評判のレストラン「桂小厨」で昼食。
伝統的な広西料理で、本当に美味しかったです(^.^)


昼食後は、アリババ系列のニューリテールのスーパーマーケット、「フーマ」へ。
オンライトオフラインが融合した店です。
顧客は、スーパーで商品を見たら、スマホで注文します(商品は展示されたままです)。すると、注文の商品が、袋に入れられて、上空を移動していき、すぐに家に配送されます!
そのため、顧客は購入した重たい荷物を、家まで運ぶ必要がありません。



↑ 食用ザリガニも売っていました!

最後に、深センで一番高い「平安国際中心ビル」に登って、展望台から、深センと香港の国境を見てみました。
深圳側は、ものすごく発展しています!これに対して、香港側は。。。
20年前、香港が中国に返還された当時は、今と立場は、まったく逆でした。
国境の川を挟んだ深圳側は、何もない田園地帯が広がっていました。
たった20年で、こんなにも発展できるものなのだと驚かされます!

深圳市内を走る車は、電気自動車ばかり!自転車は電動式です。

スマホ決済できるeサイクルも!

夕食は、100組の行列ができる火鍋の人気店「ハイディーラオ」へ!!
お好みのタレを、自由に組み合わせて、自分だけのオリジナルのタレを作ります!
デザートに、スイカもありました(^.^)


このお店、人気の秘密は、「味」よりも、ホスピタリティの高い「サービス」にあるそうです!
中国のような海外でも、きめ細かな配慮の行き届いた「気配り」が、支持されていると分かり驚きました!
しかも、スタッフは、皆、中国人です!日本の高級レストラン並みのホスピタリティの高さを感じました。
待っている人達のために、店側は、カードゲームなどとテーブルを用意しています!

深セン一日ツアーを終えて、急成長を遂げている街並みを見ていると、ガイドの方が、ぽつりと言いました。
「深センには、失敗に寛容な文化がある。だから、日々、挑戦できる」と。
失敗を許さない風潮のある日本とは対照的で、とても印象に残った一言でした。