ラオスに向かう前に、タイの「メークロン市場Maeklong Market」に寄ってみました。
メークロン市場とは、タイ国鉄のメークロン駅の線路の、すぐ両脇で開かれている市場です。列車が来ると、そのたびに市場をたたみ、列車が行ってしまうと再び市場が再開するという不思議な市場です!
この奇妙な光景を見るために、世界中から観光客が訪れています!
メークロン市場へは、チャトゥチャック・ミニバスステーションから、ロットゥと呼ばれる約12人乗りのミニバスに乗って向かいました。料金は100バーツ(約350円)ほどです。所要時間は1時間半ほど。
もしタクシーを使うと1000バーツ(約3500円)ぐらいかかります!高い!
チャトゥチャック・ミニバスステーションは、2018年から運行開始された新しいバスステーションです。モーチットバスターミナル(北バスターミナル)の真向かいにあります。
BTSモーチット駅から、2㎞ほど離れているため、駅からはタクシーを使いました。
メークロン市場に到着後、列車の発着まで、しばらく時間があったので、市場を散策してみました。主に現地の方向けの市場のため、野菜、魚、肉など様々なものが売られていました。匂いが、ちょっときつかったです。
電車は、一日8回、発着します。僕は、14時半メークロン駅到着の電車を見て、15時半にメークロン駅出発の列車に乗り込んで、バンコクへ戻ることにしました。
遠くの方で汽笛が聞こえると、市場の商人達は、一斉に日よけ傘をたたみ列車の通過をやり過ごします。列車は、わずか50㎝のぎりぎりの距離を、ゆっくりゆっくりと通過していきます。
↑列車が通過中です!
昼前に市場に到着したので、のんびり昼食を取って、14時25分発の列車に乗り込み、列車の先頭から写真を撮ることにしました。
列車が到着すると、待ちわびた観光客で、駅は騒然となります!列車のドアが開くと、みんな写真のベストスポットを確保するため、席の取り合いになります!笑
韓国人の旅人と譲り合いながら、なんとか先頭を確保しました。陽気な運転手さんが話し掛けてくれました(^^)
列車が走り出すと、観光客の人達が、線路の脇から次々に手を振ってくれます♪
爽快な気分で動画を撮りました(^^)
列車は、一つ目の駅に到着。
すると、乗客たちは、みんな降車していきました。
どうやら、観光客の人達は、ここで降りてメークロン市場に引き返すようです。
↑全員、観光客は降車。。。笑
↑そして誰もいなくなりました!笑
慌ててネットで調べると、どうやら、この列車は、バンコク直通ではなく、何度か乗り換えが必要で、さらに川も渡らないといけないようです。
う~ん、はたして僕は無事、バンコクまで帰れるのだろうか・・・一抹の不安がよぎります。
まあ、今、昼過ぎなので、夜までにホテルに辿り着ければ危険はないだろうと、のんびり帰ることにしました。笑
しばらくすると、僕以外で唯一残っていた乗客の、ベトナム人の親子が話し掛けてきました。
バンコクへは、どうやって行けばいいのかと聞いてきました(^^)
僕も知りませんが。。。。笑
というわけで、一緒に協力してバンコクへ帰ることに。
幸いにも、彼らはタイ語が少し話せたので、現地タイ人に道を尋ねてもらいながら、なんとかバンコク方面へと向かいました。
メークロン駅からバンコクへ戻るには、まず、終点バーレーン駅で一度降ります。
その後、埠頭から渡し船で川を渡って、マハチャイ駅に向かいます。
この埠頭までが、少し距離があって探すのが大変でした。
そして、マハチャイ駅からウォンウィエン・ヤイ駅へと向かい、バンコク市内到着となります。
↑地元の人達は、バイクに乗りながら船に乗り込みます
夕方、無事、バンコク市内に到着しました(^^)
ベトナム人親子と、しっかり握手を交わしてお別れです。
こういった出会いと別れが、旅の醍醐味です(^^♪