インドの奇祭タイプーサムを見るため、バトゥ洞窟へ行って来ました!!
タイプーサムは、インドにおける苦行で、背中や顔に針を刺した状態で、一晩中、歩き続けます!
とても危険なため、本場インドでは、現在、禁止されているほどです!
しかし、マレーシアとシンガポールでは、現在も実施されています!
早朝、バトゥ洞窟へ到着すると、すでに多くの信者の方々が到着して、歓声の中、迎えられていました。
昨夜、チャイナタウンのヒンディー教のスリ・マハ・マリアマン寺院を出発して、針を身体中に刺した状態で、20㎞歩き続けての到着です。
目が血走っていたり、倒れ込んで、家族に支えられて、ボロボロになりながら再び歩き始める姿も。。。
彼らは、何を想いながら、歩き続けてきたのだろう、、、と考えさせられました。
インド仏教の祖であるブッダ(シッダールタ)も、ひたすら苦行を続けた人でした。そして、菩提樹の下で、悟りを開いたと言われています。
「ブッダ」とは、サンスクリット語(当時のインドの言葉)で、「悟りを開いた人」という意味です)
逆境を乗り越えるために、敢えて、さらに自分を逆境に追い込むことで、そこから、突き抜けた次元へと自分を導くことができるのかもしれません。
当時のインドの苦しい環境の中で、疫病や戦争が頻繁に起こる理不尽な世界の中で、小さな個人が生き延びていく道を、苦行の先に見出していたのかもしれません。
血走った目をしながらも、両手は、しっかりと子供達と結び、身体中に針を刺しながら、それでも、真っ直ぐに前を向いて歩く信者の方を見て、考えさせられた一日でした。
↑ テレビ局からインタビューを受けてる方も(^.^)
ちなみに、バトゥ洞窟への行き方は、KLセントラル駅から、電車KTMで30分です。当日は、物凄く混雑するため、車で近づくことはできません。
帰りの電車に乗っていたら、突然、小さなトラブルに巻き込まれました!
途中の駅で、電車がストップ。ここからは、全員バスに乗り換えて、KLセントラルへ向かってください、とのこと。
駅を出ると、無料バスが、大量に待機していました!笑
こういう小トラブルは、マレーシアでは頻繁に起こります。。。
↑バスの中から見えた高級コンドミニアムです(^.^)
↑KLセントラル駅が、旧正月モードになっていました(^.^)
↑マレーシアの国技バドミントン(^.^)KLセントラル駅で見かけた広告
バトゥ洞窟ではヒンディー教のお祭りが開催される一方で、KLセントラル駅は、中華系のお祭りモード。ちなみに、マレーシアはイスラム教の国です。
マレーシアが「多民族国家」であるということを、再認識させられました(^.^)