海外で印鑑登録証明を取得する方法!~フィリピン不動産の認証手続に苦戦~

フィリピン、セブ島付近にボホール島という島があります。

今は何もない島ですが、フィリピン政府は、この島を観光スポットにするため、開発を進めています!

2年前、ちょうどシンガポール赴任が決まった頃、このボホール島のリゾートホテルの一室を、シェアリング形態で契約(本契約の予約権を取得する契約)しました。

そして、今年、リゾートホテル完成の見通しがたったため、本契約を行う流れとなりました!

 

しかし!ここで一つ問題が!!!

 

海外の契約書の場合、日本のような印鑑証明制度が無いため、

「署名(サイン)の認証」という手続きが必要になります。

 

具体的には、

「日本在住者」が、海外の契約書(私文書)にサインする場合は、

①公証役場で、「公証人の認証」を受ける

②当該公証人の所属する法務局で、「法務局長の公証人押印証明」を受ける

③外務省の「公印確認」または「アポスティーユ」

④相手国の「在日大使館での領事認証」(ハーグ条約非加盟国の場合)

上記①~④の手続きが必要になるケースが多いです。

 

※「ハーグ条約」に関して、補足

A:ハーグ条約に加盟していない国(フィリピン等)の場合、

「外務省で公印確認の後→駐日大使館の領事認証」 まで必要です。

フィリピンの場合、フィリピン大使館の領事認証(レッドリボン)取得が必要です!


B: ハーグ条約加盟国の場合、

外務省のアポスティーユを取得すれば完了です(各国の領事認証は不要です)

 

 

問題は、「日本在住」ではなく、「マレーシア在住」の場合、どういう手続きが必要になるのか???

明日、在マレーシア日本大使館に確認してみようと思います!

そして、翌日、、、

大使館に確認したところ、

予想通り、「外務省の公印確認」は、日本で、外務省に申請する必要がある、とのこと。。。

仕方がないので、日本在住の行政書士の方に委任しようと思います。

ただし、委任する場合は、委任状に印鑑証明を添付する必要があります!

しかし!

海外転出届を提出し、住民票を抜いてある海外居住者の場合、印鑑証明を手に入れることはできません!

なぜなら、市区町村の発行する印鑑登録証明は、住民票とセットになっているため、住民票を抹消した時点で、印鑑登録も抹消されてしまうからです。

 

では、どうすればよいのか???

 

海外在住者の場合、

大使館で、「署名及び拇印の証明」を受けることができます。これが、印鑑登録証明の代用になるとのこと。

しかも、証明書は、即日発行です。

また、大使館のホームページでは、表向きは紹介されていませんが、

裏技で!!!

海外の日本大使館で、印鑑登録そのものができるようです!!!

表向きは、なんの紹介もされていないところから推測すると、おそらく手続きが煩雑で、大使館側も負担が大きいのでしょうね。。。苦笑

具体的には、以下のものが必要です!

①住民票の除票または戸籍謄本の附票

②現住所を立証できる公文書(マレーシアの運転免許証など)

③登録する印鑑

④申請人を確認できる公文書(パスポート)

ただ、この場合、日本の市役所で、住民票の除票を取得する必要があります!

住民票の除票は、両親や兄弟姉妹に頼んで、代わりに取得してもらい郵送してもらうこともできます!

でも、けっこう、面倒くさい!!!

他に、何か有効な方法はないのか。。。と調べていたら、見つけました!!!

「在マレーシアの」フィリピン大使館で、直接、認証手続き申請ができるそうです!!!

「日本で」、フィリピン大使館へ、いきなり不動産契約書を持っていくと、公証役場の認証や外務省の公印確認などの手続きを、すべて完了してからでないと、門前払いにあいます!

しかし!!!

「在マレーシアの」、フィリピン大使館へ契約書を持っていくと、

あっさりと!!!

認証手続きをしてくれました!!!

手数料も、3部作成で合計360リンギ(約1万円)で安い!

(日本だと約4万円ぐらい!)

10日後には完成するそうです!

この1ケ月間、日本大使館へ相談へ行ったり、東京の法務局に問い合わせたり、行政書士の方に相談してみたり。。。

日本の場合、とても煩雑な手続きが必要になりますが、海外だと、こんなに簡単に済んでしまうんだ。。。

と、なんだか複雑な気持ちになりました。

そして、10日後、無事、フィリピン大使館のSPA(Special Power of Attorney)の承認をいただきました!!

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